長尾神社

長尾の概要


赤い部分が奈良県葛城市。長尾は葛城市の西部やや北寄り。
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 奈良県の西北部、葛城山々の麓に位置する葛城市(旧當麻町)にある長尾地区は、近鉄磐城駅、長尾神社付近を中心に、北は白鳳中学校、西は市役所當麻庁舎、南は磐城小学校付属幼稚園、東は木戸池公園を含みほぼ四角形の地形になっています。

 人口は葛城市で3番目に多い地区です(2009年2月現在)。

長尾の拡大図。地車小屋は長尾神社にある。
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長尾神社

長尾神社
名称: 式内大社 長尾神社
祭神: 水光姫命(みひかひめのみこと)
白雲別命(しらくもわけのみこと)

 水と光の神とされ、農耕(産業)神として尊ばれるとともに、交通の要衝地であることから、交通安全の神としても厚く信仰されています。

 飛鳥京と難波を結ぶ日本最古の官道だった竹内街道と、伊勢・長谷街道が吉野・壺阪から下田・王寺を経て堺に至る長尾街道とが交差する長尾の森に長尾神社は鎮座しています。創立年月日は不明ですが、記録によると貞観三年(895年)にはすでにこの地に鎮座していたとされています。

 長尾神社は長尾、竹内、八川、木戸、尺土の五ヶ大字の郷社です。境内に厳島神社、同殿末社としての春日神社が、大字長尾の鎮守社として祀られています(写真右下)。夏祭、地車曳行のある秋祭はこの厳島神社の祭礼です。

 伝説によると、昔大和に大きな蛇が住んでおり、三輪山を三重にとりまきその尾は長尾まで届いたといいます。その頭が三輪明神で、尾が長尾神社にあたるとされています。


長尾神社および厳島神社の主な年間行事
(1) 長尾神社歳旦祭(毎年1月元旦)
(2) 長尾神社祈年祭・おんだ祭(毎年3月4日)
(3) 厳島神社夏祭(毎年7月15日前後)
(4) 長尾神社例大祭・初宵宮詣(毎年10月4日)
(5) 厳島神社秋祭(毎年10月17日前後)
(6) 長尾神社新嘗祭ならびに伊勢神宮御神札頒布祭(毎年11月23日)


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